奇跡としか言いようがない
朝起きて雨が降っているのを見てがっかりし、
朝食を摂っている間の強い降りに絶望的な感じになったのだが、
それでも予定通り行動してみようということで気を取り直して出かけた。
順番を少し変えて、先に陶芸の窯元を集めた「陶の郷」という施設へ。
なかなかの見応えだったが、そこを出る時の雨がひどく少し濡れる。
その後すぐ近くにある「兵庫陶芸美術館」へ。
こちらは予想と違って、完璧な美術館だったが、なかなか興味深く見ることができた。
そして、そこを出る時には雨が上がっていて、その後ホテルにチェックインするまで降らなかったのだ。
天気次第ではここの陶芸を見てホテルに行ってもいいかなと思っていたが、
雨が上がったので、予定していた丹波篠山まで足を延ばす。
篠山城の「大書院」の他に3つの施設も見ることができる入場券が200円アップだったので、
ついでにそちらも見て回ったため3時半ころまで篠山にいた。
その後はまっすぐこの旅行最後の宿泊地である有馬温泉へ。
有馬温泉は部屋のレベルから言って割高な感じがして敬遠していたのだが、
3日前にオープンしたばかりの、素泊まり専用という宿に泊まる。
予約した時は素泊まりのプランだけだったのだが、その後変わったようで、
本館に移動して食事を摂れるプランもできたようだ。
チェックインの時に準備できるようなことを言われたが、
食べに出る計画を立てていたので
予約通り素泊まりにした。
明日の朝食は
篠山で買ってきた「黒豆パン」
お目当ての店は完売だったので
別な店だったのが少し残念。
そして夕食は
玩具記念館というところの2階にある
「有馬食堂」へ。
ガイドブックで見ていて、
野菜カレーを食べるつもりだったのに
メニューに出ていない。
店の入り口に貼ってあるメニューにはあるのに…
話を聞くと、ランチタイムのメニューとのこと。
せっかくそれを食べに来たのに、と残念そうに言って見ると、特別に作ってくれることになった。
大きな野菜がごろごろ入って(載って)とても美味しかった。
その後セブンイレブンでビールなどを買い込んで宿に戻り、
すぐに本館の温泉に入りに出かけた。泊まる宿は「銀泉」で本館は「金泉」だから両方入らなくては。
金泉は騒動以上に茶色で、あまり濃い色の温泉が得意ではない自分にとっては「うーん」という感じ。
しかし、よく温まるいいお湯だった。雨も降らず露天風呂にも入ることができた。
今日の宿は非常に新しくて「新築のにおい」がする。
ただ、部屋にトイレがないのが致命的だ。
冷蔵庫はあるが、コップ類は歯磨き用を含めて全く置いていない。
ロビーに自由に飲めるコーヒーなどがあって、そこの紙コップは使えるが
どうもコンセプトがはっきりしない。その他は大きな問題はないのだが…