台風一過 晴天の浜松
旅行5日目 8月8日(火)
台風は予想よりもやや北寄りのコースを通って、
このあたりにはあまり被害を与えず日本海に抜けたようだ。
おかげで、朝から晴天だ。
宿泊した高層ホテルも青空をバックに美しい。
他に背が高い建物がないのでひときわ目立っている。
というわけで、チェックアウト後は
昨日行けなかった浜松城から観光開始。
まだ早い時間だというのにかなり暑い。
城自体はそれほど大きくないが、
ちょっとした丘の上にあって、
その後は、今の位置の浜松城ができるまで
家康がいた引間城(曳馬城)があった跡にできた
浜松東照宮を見に行くが、とても小さなものだった。
そして、昨日は台風のために参拝中止となっていた「方広寺」へ向かう。
それなりに距離があるので、その後の行程に無理がかかるが、どうしても行こうということになった。
またあの道を上っていって、今日も参拝中止だったら、という不安もよぎったがそれでも向かった。
そして、今日は無事参拝することができた。
拝観できる場所も多く(あまり制限されておらず、ここも入っていいの?という感じ)、とても見応えもあった。
そして、やはりここで時間をとったためその後の観光をけっこう削ることになった。
ここには宿泊しないので、静岡おでんを食べられない。
調べると、三保の松原にあるお土産店で少し食べられるということなので、
観光がてら行ってみたのだが、それらしき店がなく断念した。ちょっと曇っていて景色もイマイチだったのが残念。
さらに、時間もかなり押してしまったので、久能山も省略。
静岡にはまた改めて来よう、という気分になってしまったから、というのもあるが、
ま、仕方がないので今日の宿泊地である御殿場へ向かう。
収穫は、何と言っても富士山が見えたこと。
以前、山梨・伊豆あたりに3日間もいて富士山を見ることができなかったので、どうしても見たいと思っていた。
もちろん新幹線から見たこともあったり、見るのが初めてではないが近くで見たいのだ。
そして何と言ってもホテルからの景色が素晴らしかった。
以前、伊豆で「富士山が見える部屋」が無駄になったのだが、
今日の部屋からはバッチリ見える。
ちょっと雲が多めだが、台風がいたことを考えれば上出来だ。
おもしろかったのは、
右の写真のように、ホテルの部屋にヘルメットが置いてあったこと。
防災のためなのだろうが珍しい。
大浴場の露天風呂からも、レストランからも部屋と同じような景色を見ることが出来て、
フレンチのコースだった夕食は、暮れていく富士山を見ながらのワイン、という優雅なものになった。